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24w2d、おかんから母子手帳を譲り受ける。

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先日の北海道帰省で、おかんから譲り受けたものがある。自分自身の出生までと、生まれてから小4までの記録が書かれた母子手帳だ。そこにはおかんの妊娠当時の記録と、検診ごとの記述、出産時の状態、発育状態の記録、ツベルクリンやBCG、ポリオ、はしか、おたふくなどのワクチンの記録がされていた。

箪笥の匂いがする母子手帳を、おかんがあたしに渡そうと思った理由はなんだろう。直接は聞きそびれてしまった。

母子手帳は自分の体の状態を記録するものであり、お腹の子供の状態のことを記録するものでもある。まさかおかんが母子手帳を渡してくるとは思ってもいなかったので、ちょっと驚いてしまったのだ。母子手帳というのは親がずっと持ち続けるのだと思っていて、こうして手渡されることを考えたことがなかった。

沖縄に戻ってから何度か眺めているが、その都度どこかしらがキュンとしてしまう。それは懐かしい箪笥の匂いのせいか、親の愛情を形として受け取ったせいか。今こうして健康に過ごせているのは、親のおかげだ。あたしは幸せな家庭に育った。